『移動絵本屋こども古本店』完成までの道のり②

皆さん、こんにちは!
店主の中島です。

シルバーウィークの真っ最中ですが、
今年の僕には休みはございません。
今日もイキイキお仕事にはげみます(^^♪

移動絵本屋の棚作りのため、昨日もホームセンターで遅くまで木材を切っていたら・・・。
「お兄ちゃん、そんなに汗かいて。一生懸命やっとるね。手伝うよ」 とおじさんが木材加工を助けてくれました。




本屋さんの棚と違って、移動販売車の棚は移動中にとにかく揺れます。
とくに絵本は本のサイズがばらばらのため、本が揺れ動く範囲が広く、傷つくおそれが強いです。
揺れ動く範囲をせばめるために、自前で木材を加工し、本それぞれのサイズにあわせた奥行を作ることにしました。
そうすることで背表紙が前にでて棚の中に隠れず、誰からも見やすくなります。




さらに、棚板を先端から奥行にかけて5度ほど傾斜にさせ、
棚板の先端に振動抑止の透明テープを貼り、
前に飛び出す危険を最小限に抑えます。

振動による被害を防ぐ方法としては、棚の一段一段に「落下防止バー」を取り付ければてっとりばやいのですが、
できる限り、金属・人工物を使わない自然の木の棚のままにこだわりたかったのです。

とうとでもないごく普通の木の棚ですが、 本へのいたわり・こどもへの配慮が、みえないところに隠されています。
10月開業の「移動絵本屋こども古本店」。
ぜひお越しくださるときにはそんなところも見てみてくださいね。




さあ、明日はいよいよ絵本を棚に入れるぞ!
頑張ろう! こども達の笑顔のために。

10月開業『移動絵本屋こども古本店』  
詳しくはこちら。
http://www.kodomofuruhonten.net/diary-detail/96