絵本買取スタッフの紹介

絵本と一緒に、
想いも受け取ってます。

こども古本店には、絵本が大好きなスタッフたちが働いています。

届いたダンボールをそっと開けて、一冊一冊手に取り、
「どんなお子さんが読んでいたのかな」
「ここ、いっぱい読まれていたんだろうなぁ」
そんなふうに想いをめぐらせながら、ていねいに絵本と向き合っています。

私たちは、ただ本を“査定”するのではなく、
その向こうにあるご家族の時間や、
やさしい記憶も一緒に受け取っているつもりです。

そんな、こども古本店のメンバーの一部をご紹介します。
少しでも、どんな人が絵本を買取しているのかを
知っていただけたらうれしいです。

買取スタッフ
かなこ

全国のご家庭から、思い出と共に届くたくさんの絵本。一冊ずつ手に取り、親子で絵本を楽しまれたあたたかい時間を感じながら買取をしています。私は高校生と中学生の母ですので、子供たちが好きだった絵本に出会うと、楽しそうな笑顔が蘇ってきます。お母さんお父さんにとっても、お子さんにとってもあたたかい思い出が詰まった絵本を、大切に買取させていただいています。

買取スタッフ
えりこ

全国から送って頂く沢山の絵本の詰まった段ボールを開ける時は、いつも秘密の宝箱を開けるようでワクワクします。時には成人した我が子が大好きだった思い出の一冊に出会い懐かしい気持ちになったり、沢山の折りめのついた絵本を見てこの本は愛されていたんだなぁとほっこりしたり。毎日一冊一冊楽しく査定のお仕事をさせていただいています。どうかお子様の沢山の思い出を絵本を通じて私達にお聞かせ下さい。

買取スタッフ
あい

『ご縁があって、こども古本店に来てくれたえほんたちからは、持ち主の方の愛がのっているものが多いと感じます。えほんのページを見ると「こしょぐったかったけどいっぱいさわってもらってうれしかった」と言っているような、いっぱいのしわ(笑いじわ?)があって、それを感じ、わたしもうふふ。ページのしわや折れ、きずなどのえほんたちのいろんな表情や声(!)に触れるとえほんがいた場所、えほんが感じたひとのあたたかみを感じることができます。そこに心をよせられる買取の時間がわたしはすきで、心が豊かになる感覚をもてます。絵本を送ってくださるみなさまから、特別な経験をいただいているなぁ、と感謝が溢れてきて、だいすきなおしごとの1つです。いただいている豊かさをまた、つぎにつなげるパワーにして、いつも買取のおしごとをさせていただいています。』

こども古本店の買取査定ステップ絵本が届いてからのこと。

こども古本店に届いた箱を開ける

お客様から届いたダンボールを手にすると、「どんな絵本が入っているのかな…」と、自然と胸が高鳴ります。中を開けると、絵本たちが整然と並んでいて。「だいじに読まれてきたんだな」って、手に取る前から伝わってくることもあります。そこにあるのは、ただの“本”ではなくて、そのご家族だけの時間や、子どもの笑い声や、おやすみ前のぬくもり。そんな空気ごと、箱の中に詰まっているような気がして、いつも、少し背筋を伸ばして箱を開けています。

一冊一冊、丁寧に査定をする

絵本は、一冊一冊、手にとって確かめます。「この角のすりきれ、きっとお気に入りだったんだな」「この落書き、どんな気持ちで描いたのかな?」そんなふうに、ページの一枚一枚が、小さな思い出のしるしに見えてくることがあります。私たちの仕事は、ただの“査定”ではありません。”その本がどれだけ愛されたか、どんな時間をともにしてきたか”その背景ごと、まるごと受け取ることだと思っています。だから、ときどき手が止まってしまうこともあります。あまりにも絵本から伝わる想いが大きくて、胸がいっぱいになるときもあるんです。

お客様に査定メールをお送りする

すべての絵本を見終えたあとは、心をこめて、査定結果をお知らせするメールをお送りします。金額のお知らせだけでなく、「どんな絵本が届いたか」「状態がどうだったか」なども、丁寧に、やさしい言葉でお伝えしています。それは、「ありがとう」の気持ちをちゃんと伝えたいから。たとえお会いできなくても、”目の前にお客様がいるつもりで”メールを綴っています。

こんな素敵なことがありました

お客様からのお手紙が…

ある日、絵本のすき間に、小さなお手紙が入っていました。
便せんには、ていねいな字で、こう書かれていました。
「たくさん読んだ絵本たちです。誰かの役に立てたらうれしいです。」
もう、その一文だけで、じんわり目がうるんでしまって。
その箱の中の絵本が、まるで「ちゃんと届いたよ」と
私たちに話しかけているようでした。